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7.B型肝炎ウイルスの抗原・抗体

細菌やウイルスなどの異物(抗原)が体内に侵入したとき、これを攻撃する物質(抗体)が人の体内でつくられます。以下に、B型肝炎ウイルス(HBV)の抗原と、それを攻撃するための抗体を示します。

抗原(HBV由来) 抗体(体内でつくられる)
HBs抗原 HBVの外殻を構成する蛋白質の1つ。HBV感染の有無を判定する際に調べられる。 HBs抗体 HBs抗原に対する抗体。過去にHBVに感染したがウイルスが排除されている場合や、HBワクチンを接種すると陽性(+)になる。HBVの感染を防御する働きがあり、HBVに対する免疫ができていることを示す。
HBc抗原 HBVを構成する蛋白質の1つ。しかし、外殻の内部に存在するため、そのままでは検出されない。検出するための方法が研究されており、まだ日常検査には取り入れられていない。 HBc抗体 HBc抗原に対する抗体(IgM- HBc抗体、IgG-HBc抗体)の総称。HBVの感染を防御する働きはない。
IgM-HBc抗体 HBV感染初期にあらわれ、数ヵ月後には消える。比較的最近、HBVに感染したことを示し、急性肝炎の診断に使用される。
IgG-HBc抗体 IgM-HBc抗体に少し遅れてあらわれ、ほぼ生涯にわたって血中に存在する。過去にHBVに感染したことを示す。
HBe抗原 HBVが増殖する際に過剰につくられる蛋白質。肝臓でHBVが活発に増殖している状態で、感染力が強いことを示す。 HBe抗体 HBe抗原に対する抗体。HBVの感染を防御する働きはない。ウイルス量と増殖が落ち着いている状態で、感染力が弱いことを示す。

HBVの抗原

HBVの概要図
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